私たち薬剤師は、医師・歯科医師とともに医療の一端を担っており、適正な医療の供給のために医師会、歯科医師会が自家診療を制限していることから、組合でも社会通念からみて、保険請求をするべきではないとの判断で、平成10年7月の第78回組合会で自家調剤制限規程を議決し、自家調剤の保険請求の一部に制限事項を設けています。

自家調剤における調剤報酬請求の一部制限事項の内容と理由

(1)「調剤技術料」関係の制限事項の内容

「分割調剤・後発医薬品の分割調剤」、「時間外・休日・深夜加算」、「夜間・休日等加算」は本人・家族に対して算定外です。

「嚥下困難者用製剤加算」、「自家製剤加算」、「計量混合調剤加算」は薬剤師本人に対して算定外です。

理由

事業主とその薬局に勤務する従業員及びその家族に係わる自家調剤について、上記の加算料等は保険請求から除外するのが社会通念からみて妥当だと思われます。

ただし、「嚥下困難者用製剤加算」・「自家製剤加算」・「計量混合調剤加算」については調剤の技術加工及び工夫等を必要とする項目のため、薬剤師本人に対してのみ算定外とします。

(2)「薬学管理料」関係の制限事項の内容

すべて算定外です。

理由

「薬学管理料」は投薬を受ける『患者に対しての薬剤の指導及び説明事項』です。薬剤師自身が自分を指導したり薬剤の説明をすることは不要と考えます。また、その監督下にある家族及び従業員も同様の扱いとし保険請求から除外します。

自家調剤での注意点

次のような事例が多く見られ、これらはすべて減点及び返戻の対象となります。

事例

本支店関係にある薬局での従業員とその家族に対する自家調剤のケース

内容

本支店関係にある薬局で、本店従業員(家族を含む)が処方せんを同じ薬局の支店へ持って行き、調剤を受けた際に同じ薬局の従業員と気づかず「自家調剤制限項目」を請求してしまった場合(支店従業員が本店で調剤を受けた場合も同様です)。

自家調剤における調剤報酬請求の一部制限事項

○は請求可、×は請求不可

平成26年4月1日現在
調剤
報酬

内訳
事業主及び従業員の勤務薬局での調剤
(本店、支店間における調剤も含む)
薬剤師
本人
非薬剤師
本人及び
家族



調



調剤基本料 ※分割調剤を除く
 分割調剤 × ×
 後発医薬品の分割調剤 × ×
 基準調剤加算(1・2)
 後発医薬品調剤体制加算(1・2)
調剤料 内服薬・内服用滴剤・屯服薬・注射薬・外用薬・浸煎薬・湯薬
 一包化加算
 嚥下困難者用製剤加算 ×
 無菌製剤処理加算
 麻薬・向精神薬・覚せい剤原料・毒薬加算
 時間外・休日・深夜加算 × ×
 夜間・休日等加算 × ×
 自家製剤加算 ×
 計量混合調剤加算 ×
 在宅患者調剤加算 × ×




薬剤服用歴管理指導料 × ×
長期投薬情報提供料(1・2) × ×
外来服薬支援料 × ×
在宅患者訪問薬剤管理指導料 × ×
在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料 × ×
在宅患者緊急時等共同指導料 × ×
退院時共同指導料 × ×
服薬情報等提供料 × ×
薬剤料
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